2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「戦争-映画」論序説、あるいは『最前線物語』について

戦争映画が実際の戦争に「似る」ことと、ある個人が戦争の「記憶」を戦争映画に投影することとの距離について考えるならば、それは戦争ではなく映画を巡ったものになる。というよりも、何かが何かに「似る」という現象自体、「記憶」に補完されたものである…

アップルの到来、あるいはSATURNの夜の憂鬱

メインマシンをiMacにした。前の得体の知れぬXPは吐血に吐血を繰り返す虚弱体質で、何せCDの読み込みすらできなかったので、そいつに比べてこのMacが。という言い方すら許されぬ快適さであり、そこには人類がモノを習得する歴史を128倍速で再生するかのパラ…