2011-04-15 鈴木謙介「『消費社会論』から見る社会学」 第二回 講義 間々田孝夫 『第三の消費文化論――モダンでもポストモダンでもなく』(2007、ミネルヴァ書房) 第一章 ポストモダン消費論の脱構築(1)ポストモダン論の前提 ロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホルのポップ・アート、デュシャンのレディ・メイド参照。 合理主義/構造化/オリジナリティに対置される、脱合理主義/脱構造化/シミュラークル。 実体としての商品に対する付加価値化が進行し、それがシミュラークルとして消費文化に蔓延する。 モダン/ポストモダンの変遷解説に終始。消費文化における付加価値と、なぜそれらが求められるか。