鈴木謙介 「『消費社会論』から見る社会学」 第六回

間々田孝夫『第三の消費文化論――モダンでもポストモダンでもなく』(2007、ミネルヴァ書房
第三章 グローバル化と消費文化(1)

1)画一化

2)多様化

  • グローバリゼーションへの応答としての多様化。
  • グローバリゼーション=画一化の文脈の中で、個々のコンテンツが脱文脈化される(=行為論的理解)。
  • あらゆる消費者が多様性を享受できるわけではない。
    • 貧困層は金銭面からグローバルシステムに頼らざるを得ない(=技術的理解)。

K-POPの話は、「脱文脈化されたグローバル消費財」の例として日本のヒップホップ/R&Bを例示した際に話されたが、「ギャル演歌」的な話を聞きたかったような。次回持っていく。「脱文脈化=ハイブリッド化」として、チューハイとか地中海風カレーとか、メシの話ばっかだったのがちょっとなー。